制作話をするほど時間をかけられていないので、しばらくはぽつぽつと三作目の裏話というか、ゲーム内に盛り込めなかったアレソレや、更に特段関係のないコレソレをつらつら語っていく。そも、盛り込もうにもデータ破損させてしまったので、補足するには語らざるを得ない……。

■ミヤの話
ミヤの家庭は現在、父・母・ミヤの三人家族であるが、過去には妹がいた。彼女が亡くなったことにより、母の性格があんなふうに豹変してしまい、家庭内の環境もじわじわと歪んだ形をとっていくようになる。また、妹のことがあってから母が頻繁に癇癪を起こし始める。
死因は交通事故とか病気とかではなく、死産。ご近所からも妙な噂が立ったとか。

父は仕事で多忙な日が多くなったため、精神的に参っているであろう母に気を配る余裕もなくなり、それ故にミヤに対して「母さんを頼む」と一任。疲労困憊状態で帰宅するので、家族との会話もほとんどないに等しい。

ミヤはミヤで、初めこそ「両親の力になろう」としていたが、徐々にその環境がつらくなってきて、母に対してはなるべく「怒らせない」よう気を遣い、父に対してはなるべく「これ以上疲れさせない」よう気を遣いと、子供らしいワガママも甘えもできない状況となり、自分を必然的に抑制することに。

そうしてあの家庭ができあがる。今改めて主人公一人の家庭環境を書くが、だいぶんゲーム内ではその核心を端折っている。単純に入れ忘れたとかではなく、今作の舞台は「ミヤの家庭環境」が重点に置かれているわけではないためである。
時間軸のズレも、ミヤがすべての原因ではありません。元々存在していた異空間に、それぞれ大きな悩みを持つ人物たちが入り込んでしまったようなものです。（ここでまた複雑なのが、登場人物すべてが悩んでいるわけではなく、悩みの持ち主に付随して出てきた人物もいる。端的に分かりやすくいうと「夢の中に友人や見知った人が出てくる」現象と同じ）

うむ。自分で説明しながらも、自分が一体どう考えて作ったのかが分からない。ミヤの話はひとまずこれくらいで、次回はトウさんの話と、サブ登場人物らの話をちょろっとだけします。

時間軸がズレるとこうなることもあるその２。
作中でのアルマージュは憔悴状態だったので酷い顔をしていますが、至って健康的に過ごしていれば、トウにやや近い顔立ちをしています。

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≫辻褄合わせの話し言葉で温泉街ってどこにあるんでしょう

ご質問ありがとうございます。少し小難しいヒントの言い方をしてしまったみたいで。温泉というより、マップチップ的には銭湯ですね。
背景が銭湯風のマップ……ズバリ、温泉街とは大通りのことを指しています。時計の場所に関しては、怪しそうな物はひたすら調べたり、アクションキーを上手く活用してみてください。

■次回作の方向性

かわいい女の子がたくさん出ますが、内容は今まで以上にドスのきいた重さになると思う。
まださして細かい構造は練れていませんが、ざっくり分類するとポジティブ要素がほぼほぼないと思われる。救いのあるEDにはなるが、全体的に見て鉛をぶちこむ勢いで重くなりそうな気がする。扱うものが扱うものなので仕方がないとはいえ、いい加減どうにかならんものか。こういったもののほうが作りやすいのは確かではあるが。魔王を倒す英雄譚作ってみたい……底抜けに明るいもの……。
扱うものも得意分野とはいえ、もうそろそろ自分としては作り飽きたジャンルだなあと呆れてきている。そろそろ新しい視線を切り開きたいものよ。

忙しさも少しは落ち着いてきたかなあ、といったかんじです。先日まで風邪で唸ってましたが、今ではすっかり完治しました。健康が一番ですね。体は資本。

語るほど重要なこともないので、ついつい雑記の更新も滞りがちです。些細なことでも語っていきたいのですが、どうにも文章を纏めるのにも苦手であるし、いざ後々練っていたものを文字に起こそうとすると、「何を話そうとしていたんだっけな？」と失念する日々。そういえば、桜の時期も今年は早かったですね。三日ほどしか見ていない気がする。

まず話すこと第一に、すっかり忘れていた三作目の反省点。
改めて書き起こすと、またどこがどうだったか忘れる始末。ひとまず目的の一つである「ハッピーエンド」は達成できた。はず。後は物語がまだ足りなさそうな部分や、攻略の誘導方法、キャラクター操作のシステムである自然なチュートリアルの導入方法等であるか。そこらがまだ至らないと思っておる。
物語に関しては、もうあんまりゲーム外で語らずにいたい（直接的に干渉しない外伝ならいいが、補足説明的なものだと特に）のが理想的であるが、おそらく今回もやらかしてます。細々とした描写を濁している点はあります。ミヤの家庭環境に関してとかは特に。薄々におわせる程度ですが、母親に関して「通常」とは多少ほど異なる性質を持っているのは確かなことです。トウに関しても細かい点はざっくり省いている気がする。大学生ではなくて、ちゃんと働いてます。夢を追いつつなので、バリバリ働いているわけではありませんが、最低限生活できる程度には。

さて、ざっくり今回の反省点。
■データ破損の原因・バックアップの不備
もう第一番に、これを反省せねばなりません。その節は、色々とご迷惑をおかけしました。今でも「そこまで酷い進行不具合はないので」とダダをこねるように公開させていただいていますが、今後は本当にこのようなことがないよう、万全に注意して、あらかじめバックアップをとっておきたいと思います。
原因は明確に判明していないのですが、おそらく「ゲームデータ作成時に破損した」可能性が高いです。で、ツール側の問題ではなく、それも自分の原因かと思われます。今現在はウディタはVer2.10になっているのですが、自分が使用していたウディタは旧verのプログラム＋現ver2.10のプログラムを旧verに一部上書きしたもの、と訳の分からんいじくりかたをしてしまったおかげで、破損してしまったんじゃないのかなあと予測されます。変数システムに対しておかしな解釈をしていたために招いた惨事です。今後はこのような事態を起こさないべく、完全にVer2.10へ移行して作成していきます。
……と、移行した場合は場合で、過去作のデータもまた修正する際に小難しくなる事態が待ち受けてそうで。ひとまず今使用している旧＋新ver混じったツールは、そのために置いておくことにする。制作には使わぬ。

■ズレまくるシナリオ
二番目。やはりというか、なんというか、あらかじめ大筋は作っていたものの、後半部分に差し掛かってやはりまた再び妙な追加や添削をしていた記憶がある。企画した通りにはなかなか作ってくれない。ハッピーなEDでのラストの駆け抜けるような修復部分も、本来は企画上にはなかったものでした。あとヒント係の占い師さんに関しても、本来は登場させない予定だったところ、「やっぱり何らかのヒントは必要だよな……」と思い直し、急遽開いているところにぶちこんだ次第でございます。故に後半辺りにかなり遅く「情報屋」が登場するという、なんともアンバランスな役割配置になってしまいました。勢いでやるものではない。

■制限時間内での制作
三番目。タイトル画面やED。個人的にはいまいち、手をもう少し加えたかった部分です。もうその頃には「ウディフェスに間に合うか間に合わないか二者択一」の締め切り間近の危機迫った状態でしたので、凝るところも凝れずと、やや不完全燃焼気味です。日に追われると製作速度も上がるけれど、やはり凝るところはしっかり時間をかけて凝っていきたいなあと思う。

つらつら反省も終わりまして、次回作のことについて考える。また逸れます。
順を追っていくならば、「1F」のほうに着手したいのですが、もうこっちに意識が逸れたので、ばんばん逸れていきます。一作目に戻れるのなら、デオドールの続編に関する話を全て抹消してやりたい気持ちです。ADVで表現したいのですが、あれはどうしても「戦闘」が絡んでくるシナリオになるので、分断せざるをえなかった。

作ってしまったものは仕方がないので、とかくそれならば作れるものだけ作っていこうと思う。あらためて次回作。画像から察することができると思いますが、次は横スクロールADVに挑戦する。画像はイメージの仮置き。次は時間もあるしで時間に追われず、ドット絵は自作していこうと思う。
横スクのADVに関しては、ほとんど情報がない状態です。フリゲでもいくつかあるのですが、それでも見下ろし型2Dと比べるとかなり数は少ない。そもそも横スクアクションはあるが、ADVはほとんど見かけない。
推察する限り、おそらく探索ものに「平坦な横スクゲーム」は「相性が悪い」のだろうなあ、と。探索なのに基本左右にしか移動できないですし、上下がない分、移動する距離も増えます。距離が増えると「移動時間の退屈さ」や「同じ場所を歩く億劫さ」も比例して増える。非常にADVとして作るには扱いが難しい横スクという表現法なんですが、どうにかこうにかしてチャレンジしてみたい。未開拓地ほどワクワクするものはない。

ということで、自ら荒波に呑み込まれにいってきます。願望としては短編横スクADV１つ（学習用）と、中編横スクADV１つ（実戦用）を作りたい。どうなるかはわかりませんが、ない知恵と、情報収集をしながらじりじり練っていこうと思います。

一安心と思いきや、まだちょっとご報告やら訂正やらサーバーの接続やらでバタバタしてるみたいです。えー、まずは何からご報告すればよいか。

不具合のご報告をいただきまして、再現してみたところ、かなり進行妨害に陥りそうな深刻なものでしたので、Readmeと特設ページにて対処法・予防法を記載しました。重ねてご報告、ありがとうございました。
普通に進んでいて発生するかどうかは人によって変化するかもしれませんが、キャラクター切り替えボタンを頻繁にポチポチする場合は起こりかねない不具合です。
舞台裏を完全に見通せます。演出でもなんでもないです。下手するとシステム的に時間軸が狂って元に戻れなくなるので、もしも好奇心からバグを引き出そうという猛者がいましたら、すべて自己責任の上での実行でお願いいたします。自分が顔を真っ青にして恥ずかしがるだけです。ああ、修正したい……。

修復もできず、注意喚起等と対処法しかできませんが、また何かありましたら遠慮なくご報告ください。できればないことを祈るのみです。

次は、えー、現在使わせていただいているアップローダーさんのサイトが、どうやら通信障害を起こしているようで、昨日辺りからサーバーと繋がらない状態が続いていたようです。
その間にDLしようと訪れてくださった方々がいましたら、どうもご迷惑をおかけしました。3/11には通信が回復するとの通達はありますが、念のためということで、新たにアップローダーをお借りしました⇒【kienu】
まだ繋がらない場合は、そちらをご利用ください。
通信が完全に回復したのを確認したため、こちらは削除させていただきました。現在は正常に接続されています。

これぐらいだろうか。あとは今後のこと。
次回作についてですが、まだ目処が立っていません。製作予定の「1F」もありますが、また別の浮かんできた作品に手をかけようかと悩んでいます。形としては「1F」のほうが大きな流れはできているのですが、もう少し方針は未定のままにさせてください。それに、しばらくは別の用事で製作自体にも腰を据えて取り掛かれないと思われます。構想程度なら練れそうですが。

他は、システムやシナリオ、ドット絵をもう少し勉強して鍛えたいという面もあります。特にシナリオ。今回も「お助けキャラの後付け」をしてしまったおかげで、お助けキャラがお助けとして機能するのが後半部分、ということになってしまいました。もう少し序盤に出すべきであったが、もうその時には既に全体の流れができてしまっていて、割り込む余地がなかった。無念。
でも今回は今回で、色々と掴めたような部分もありますので、それを糧にまた次回作にも活かせるように精進してまいります。

■今後したいこと
・ドット絵の練習（次回作用）
・絵の練習（これも次回作に繋がる……か？）
・システムのコツなるものの、情報収集をしにゲームを漁る（デザイン関係かRPGに活かす）
・きれいなシナリオ（毎度思うが、テキスト多い）（たとえ多くても、見やすくしたい）

先日、探索ADV「辻褄合わせの話し言葉」を無事公開し、第五回ウディフェスにも参加することができました。

と、ここまでは良かったのです。そのあと、つらつらと製作話やら小話を語るつもりでした。が、重要なお知らせがあります。
やってしまいました。ゲームデータの破損。更に不幸なことにバックアップもとっておらず、復元も難を極める状態。ソフトを使ってなんとか破損したデータを復元しようと試みたのですが、完全には復元できず、苦渋の判断でこの度、「辻褄合わせの話し言葉」に関する不具合等の修正サポートを終了することに致しました。本当に申し訳ない……。バグ報告をしていただいた方々には特に申し訳ないことをしてしまいました……。

せめてもの救いは、破損前にリリースできたことと、完成データ（ただし暗号化されている）のみは手元にあるということです。ここからデータを抜き出せれば一番容易なことで、そういうソフトもあるっちゃああるのですが、どうにも手順がややこしいので保留という形で、半ば断念しております。
サポートは終了しましたが、無論著作権を放棄したわけではないので、そこのところはしっかりと前面に出していきます。が、やはり不具合を修正できないとなると大々的に（ウディフェスでも十分、大きく公開しているわけだが）公開はできないので、今後他のゲーム紹介サイトさんに登録することはないと同時に、翻訳もすべてお断りさせていただくことになります。進行妨害になる大きな不具合はないのですが、念のためということで。

こればかりは、本当バックアップをとっていなかった自分のミスですので、もう頭を下げるばかりです。今後は必ず、どこかしらにバックアップをとって、ガッチガチの状態で製作を進めていこうと思います。

他にも返信やら現状報告やら次回作やらの話をしたいのですが、ひとまず最重要であるこのことだけ述べさせていただきます。

追記:特設ページに攻略・お詫び記載しました。と、ゲームファイルにも攻略情報や小ネタ要素等のテキストを追加致しました。バタバタしてます。申し訳ない。

非常に遅れましたが明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
ふと振り返ると、去年の今頃も製作に追われて新年のご挨拶も遅れていました。来年もそうなってそうだ。

まだまだ落ち着いてはいないので、軽く現状報告。
ざっくりいうと、ウディフェスに間に合うかどうか正直分からなくなってきました。もしかしたらギリギリ間に合わないかもしれない。またか。またしてもか。や、二作目のほうは時期的には完成できていたので、フェスに出せなかったこともなかったのだが、今回はあらかじめ「参加してみたい！」と意気込んで作ったはずである。が、おそらく間に合わないだろう。間に合わせるつもりで突っ走っているが、進んでいるようでちっとも進まぬ。デバッグも通常より、かなり甘めにしているのだが。

進行具合は正直３分の１程度です。そんなにプレイ時間は長くならないと思うのだが、なぜこうも進みが悪いのだ。テキストをある意味二人分、書いているせいか。切り替えシステム導入した結果がこれか。
ぐだぐだ言ってられんので、まあもうひとっ走り頑張ります。