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2019/07/01

■進捗報告24
本編に重要な軸であるテキスト部分の用意は完了しました。システムは四つのうち、一つだけほぼ完成。今現在は書籍の内容作りを終えて、書籍の挿絵に取りかかっています。こちらは半分はできました。
もうあとはひたすら作業作業の連続なので、頭をひねるような必要はそこまでないのですが、作業量が半端ねえぜ。進捗ペースと今後必要な部分をどれだけの時間を割けば完成までに至るかと、またざっくりとした感覚で計測してみたら、およそ八ヵ月は要しそうだなという結論に至りました。2020年の上半期。年内完成無理そうじゃないですか……。

あくまでこれもまた予想なので、どう変動するかはわかりません。今月目標は、書籍の完成と、システム二つ完成……。

■雑記
現在制作中の「断片思想」の月一更新の雑記を書いてから、ちょうど二年が経ちました。もう本当にあっという間でした。ひたすらマップとシステム制作に着手してたので、本編はさほど進んでいないのですが、土台を作るのにまさか二年もかかるとは思ってませんでした。ようやくスタート地点といったところでしょうか。正直泣きそうです。
ゲーム制作をしていて苦しいと思うことがあっても、今までは作るときの楽しい気持ちが遥かに勝っていたのですが、今作ばかりは一度データが消滅したことや、長期間に渡る制作期間などで、何度か頭に「何してるんだろう……」と思考が過る頻度が多くなってます。それまで作っていてもなんとも思っていなかったのに、「ゲーム制作って大変なんだなあ」と、完成したとしても、その結果に良い反応がくるとも限らず、成功が約束されているわけでもないのに、ひたすら一人でコツコツ作り続ける精神力と忍耐力はかなり根気がいるもんなんだなと、今ようやく実感しました。

初めは中世ファンタジーみたいなのを作りたかったのに、どんどん乖離していって現代を舞台にした作風や、いつまで経っても既存のキャラを出せずに新規キャラばかり作っていることに強い違和感を覚えてるのも負担の要因の一つかもしれない。新規キャラも作品が完成すれば愛着が湧くのですが、どうも既存キャラと比較するとビジネスライクな関係性になる。

既存キャラのお話作りは何倍以上にも楽しい。頭の中で構築してるだけで時間を潰せるレベルにまで愛着が湧きすぎている。雑記やゲーム上では今のところデオドールさんしか出てませんが、隙を見て隠れたところで既存キャラの絵を描いてぶっこんでます。黒髪赤目のあの子とか、白髪オッドアイのあの人とか。愛着が湧きすぎて公の場に出せないために、もはや傍から見ると言葉だけの概念になりつつある。なので思いのままにうちの子語りしている人がとてつもなく羨ましい……。ああ……既存キャラだけのゲーム作りたい……設定が膨らみすぎて話の収拾がつかないのでゲーム化できないですけど……。なぜ表に出さない……絵でもいいから描くんだ……。

今、制作を続けられているのは、時折くる「作るって楽しいー!」という気持ちと、長い間見守ってくださっているプレイヤーの皆さんのおかげです。FANBOXで支援してくださってる方も、進捗報告にいいねを押してくれる方も、アクリルキーホルダーを買ってくださった人も、ファンアートや呟きなどで作品の感想を書いてくださる方、今でも過去作品の実況をしてくださる方々に、いつも心から支えられています。生きる糧です。本当にいつもありがとうございます。
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