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2018/06/01

「31日の彼」を公開して五年を経たのですが、この人を覚えてくださってる方はまだいるのだろうか。続編としてRPG形式でこの人にまつわる話を制作するといって、ここまで先延ばしになってしまっています。
ただでさえ絵画と伝聞でしか登場しない謎多き人物なので影がますます薄くなるのですが、昔から考えてきたキャラクターなので背負っている歴史や設定が他のキャラとは比じゃないくらいに濃厚です。「31日の彼」の裏設定(今は非公開)を閲覧してくださった方ならわかりますが、あれよりまだ多く、人間関係も複雑なものになっています。それこそ世界規模に視点を動かさないと解決できないレベルになっている。
なので一作の内に収拾がつくようにゲームとして落とし込むには、既存のキャラクターを使用するより、その作風に合わせて新しいキャラクターを作ったほうが纏まりやすいんですね。

だけど本心を言うとオリキャラ突っ込みたいです。尻切れトンボでもいいから、オムニバス形式とか連載形式とかでオリキャラを出して会話させたい。そもそも創作を始めた発端は、いかに作った設定や登場人物を活かせる物語の理想の表現をできるかで、小説を書いたり、絵を描いたりと紆余曲折した結果、最も理想的で自分の技術力で表現できそうだと感じたのが「ゲーム」という媒体なんですね。物語を描きたい欲が強いので、ゲーム的要素もそこまで強めにしていません。(説明口調なキャラは取り入れない・主人公を誘導するような露骨なヒントキャラもあまり作りたがらない)

サイト内のみに限定して公開するなら、そこまで気負いせずに作りたいように作れそうな気はします。……と、またこうやって制作中のものを放って横にズレるわけにはいかないので、ひとまず今のものに意識を向けて集中していこうと思います。

■進捗報告12
先々月でシナリオに対する鬱憤のような、半ば「もうやってられねえ!」と自暴自棄になったのか、先月はマップ制作に取り掛かっていました。いくつか新しいマップを作りましたが、相変わらず進捗が微妙な気分。
構想期間や破損前の制作期間も含めるともっと多くなりますが、あともう少しでこれの制作期間が一年になります。ただでさえ色々と初の試みがあるのに、制作物を一年以上も抱えて作り続けるのも初めてです。やべえ。そこまでボリューミーなものになる気はないのに、期間だけが伸びているような気がする。

その分、完走し切ったらかなりの達成感や自信がつきそうだなあとも思う。
近頃は完璧さを求めてシナリオにばかり着手して進捗がナメクジなので、今月からは思い切って物語をゲーム内に落とし込む、本格的な作業に取り掛かろうと思います。
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