■進捗報告15
予定していた目標（体験版内容）を3とすると、先月初頭は3分の1ができていて、今月初頭までには3分の2ができました。システム部分をほとんどいじっていたので見た目はそこまで進捗はありませんが、重要な核の部分ができたのでこれから進みはよくなりそうです。まだ他にもシステムを作るところはありますが、ほとんどは地道な作業を繰り返すことが多い。
効果音はまだ主人公の足音しか入れてないので、いろんなイベントが起こっても基本的に静かでただひたすらペチペチと主人公の足音しか響かないのがわりと寂しい。他にも効果音や環境音とかを入れていけば、雰囲気は出てきそうな感じはします。一通り落ち着いたら入れよう。

今月こそ、体験版を配布できるかなあといった感じです。配布するする詐欺にならないように頑張ります。

■進捗報告14
進捗は良い傾向です。だがさすがに8月初頭に体験版公開はできず。末頃にできる気もまったくしない。そうこうしているうちに、この制作を始めて一年が経過しました。データ破損してしまった頃も含めると全部で二年。
マップチップの自作の苦労が身に染みてるのもありますが、システムやシナリオがいつものやり方と違うのに手間取ってる面もある。システムを作るのが苦手な方なのに、なぜ毎回メッセージウィンドウからメニュー画面まで自作したがるのだろう……。31日の彼と辻褄合わせの話し言葉は一からじゃなくて、一部基本システムを改造して作ってるから全自作ではないか。

便利なコモンもあるのだけれど、いかんせん、変なこだわりがあるので「ここをこうしたい！」と思ってその項目を探すのが面倒になり、これならば一から作った方が早いと思って作ってしまう。スパゲッティソースのゴリラみたいな組み方してるので、とてもじゃないが恥ずかしくて人様には見せられません。動けばいい。

週一報告のほうばかり集中力を注いでて、最近サイトのほうが半ば惰性的な更新をしているなとなんだか申し訳なく思う。月日が過ぎるのが早くて、いつも慌てて記事を書き起こしているので、言いたいこともどこかへすっ飛んでいる。今現在も疲れと眠さに戦いながら、この記事を書いている。
先月末辺りから用事が増えて、制作時間が労働時間により溶かされている。ああ……完成がまた遠のく……。

時々雑記の必要性の有無をふと考えるけれど、自分にはこうして「もしかすると誰も見ていないかもしれない」という、何かを打ってもどこからも反応がない不明瞭な閉鎖空間的な状態がとても居心地がいいので、きっとこの場は必要なのだろう。
Twitterもまだ凄い人と比較してしまって勝手に気を落としてしまうことがあるので、やや離れ気味です。ドット絵だけは無駄に投稿してます。自分の成長具合をモーメントなどに納めて見返すと、凄く楽しい。

数字に左右されやすいというか、人からの評価が気になってビクビクする性質なので、Twitterを利用する際に、海外の方が作った「Twitterの数字を見えなくしちゃうよ！」というChromeブラウザ専用のプラグインを使用させていただいてます。ありがたい。だいぶんこれで心にゆとりはできました。
毎回こういう矛盾した言動に、なんでそれでも公に投稿したりするんだろうなあと自分でも自分のことを不思議に思います。何か届けたい思いや気持ちでもあるのだろう。それは自分にもよくわかっていません。

pixivFANBOXを開設してみました。
興味はあったけれど自分にそんな大層な代物が扱えるのだろうかとか、支援に見合うほどの作品を提供できるのだろうかとかひとまず距離を置いて考えてみましたが、「迷ったら勇気がいる挑戦のほうを選べ」というどこかで見た言葉を思い出して、思い切ってやってみることにしました。今思えば、確かに挑戦的にぶつかっていったものほど得られるものは多かった気がする。

とはいえ、まだまだ要領を得ないので、まだ特典といったものはあやふやな状態です。ひとまずいつも通りTwitterのほうで毎週日曜にしていた週一報告を、FANBOXで全体公開の状態で記載していこうと思っています。特典の限定公開は一応プランを分けてはいるものの、現状はそれぞれに差はないので、ご支援してくださる方は様子を見ながらお好きな値段をお選びいただけたらと思います。
限定公開の内容も暫定で、ネタバレを含みそうな画像や文章・設定のラフ画を掲載できたらなと。体験版的なものも配布するかもしれません。いわゆる舞台裏とかを見れたり先行公開的なアレなソレです。

まだ開設したばかりで気持ち的には「Twitterでの週一報告を移行しただけ」と延長線上にいるだけと思ってたのですが、早々に何人かの方から支援していただけて驚きと嬉しさに満ち溢れました。ま、まじですか……このまま創作してていいんですか……！
今まで自分が欲しいから自分で作ってきたところがあるので、無料ならまだしも、人が対価を払うほどのものではないだろうなあと漠然と考えていたので、今回の件では物凄く自信がついたように感じます。
自給自足で創作しているとはいえ、それで誰かが必要としてくださったりするのは凄く嬉しいことです。本当にありがとうございます。これからも頑張って創作していきます。個人的にまだまだ向上していきたい。

■進捗報告13
先月は本格的に物語をゲーム内に落とし込む作業に入ったわけですが、なかなか調子が良いです。調子は良いんですが、いかんせん、進捗が大してない気がする……。
ほぼキャラドットのアニメーションしかしていない。しかも数秒程度のアニメを数日かけて作るという気が遠くなるようなことをしています。早く操作してイベント組み込みたい……。
体験版をもし出すとしたら、８月初頭か末頃かなあと予測だけしてみます。たぶん間に合わない。けれどこうして期限を設けるか最低限の目標を設定していないと、いつまで経っても同じところを延々と修正する作業に入ってしまう。

■雑記
もう半年が過ぎましたね。先日くらいに梅雨がきて涼しくなると喜んだ束の間、気付いたらもう夏です。早いよ夏。だけど過去の作業進捗記録を振り返ってみると、夏頃が一番活発に制作が捗っている。未来の自分に期待します。
捗っているといえば、鍛錬で始めたドット絵も半年を経て気が付いたら100枚以上になってました。恐ろしい。前年は20枚も行かなかったのに。
反面、絵を描く頻度は減りました。50枚くらい。だが前年では100枚ちょっとだったので、あと半年もあればなんだかんだでとりあえず100枚は描いてそうです。100枚は多いのだろうか少ないのだろうか。個人的には少なく感じるのでもうちょっとたくさんドット絵や絵を描いていきたい。できれば毎日一枚一ドット絵……のチャレンジは何度かしてますが毎回挫折してるので、せめて三日に一回ペースでやってみたいなあ。

今年もやりたいことはたくさんあります。

「31日の彼」を公開して五年を経たのですが、この人を覚えてくださってる方はまだいるのだろうか。続編としてRPG形式でこの人にまつわる話を制作するといって、ここまで先延ばしになってしまっています。
ただでさえ絵画と伝聞でしか登場しない謎多き人物なので影がますます薄くなるのですが、昔から考えてきたキャラクターなので背負っている歴史や設定が他のキャラとは比じゃないくらいに濃厚です。「31日の彼」の裏設定（今は非公開）を閲覧してくださった方ならわかりますが、あれよりまだ多く、人間関係も複雑なものになっています。それこそ世界規模に視点を動かさないと解決できないレベルになっている。
なので一作の内に収拾がつくようにゲームとして落とし込むには、既存のキャラクターを使用するより、その作風に合わせて新しいキャラクターを作ったほうが纏まりやすいんですね。

だけど本心を言うとオリキャラ突っ込みたいです。尻切れトンボでもいいから、オムニバス形式とか連載形式とかでオリキャラを出して会話させたい。そもそも創作を始めた発端は、いかに作った設定や登場人物を活かせる物語の理想の表現をできるかで、小説を書いたり、絵を描いたりと紆余曲折した結果、最も理想的で自分の技術力で表現できそうだと感じたのが「ゲーム」という媒体なんですね。物語を描きたい欲が強いので、ゲーム的要素もそこまで強めにしていません。（説明口調なキャラは取り入れない・主人公を誘導するような露骨なヒントキャラもあまり作りたがらない）

サイト内のみに限定して公開するなら、そこまで気負いせずに作りたいように作れそうな気はします。……と、またこうやって制作中のものを放って横にズレるわけにはいかないので、ひとまず今のものに意識を向けて集中していこうと思います。

■進捗報告12
先々月でシナリオに対する鬱憤のような、半ば「もうやってられねえ！」と自暴自棄になったのか、先月はマップ制作に取り掛かっていました。いくつか新しいマップを作りましたが、相変わらず進捗が微妙な気分。
構想期間や破損前の制作期間も含めるともっと多くなりますが、あともう少しでこれの制作期間が一年になります。ただでさえ色々と初の試みがあるのに、制作物を一年以上も抱えて作り続けるのも初めてです。やべえ。そこまでボリューミーなものになる気はないのに、期間だけが伸びているような気がする。

その分、完走し切ったらかなりの達成感や自信がつきそうだなあとも思う。
近頃は完璧さを求めてシナリオにばかり着手して進捗がナメクジなので、今月からは思い切って物語をゲーム内に落とし込む、本格的な作業に取り掛かろうと思います。

■その他
ペイントツールを新しいものに買い換えました。使い勝手がまだわかりませんが、描き心地がとても良い。以前のツールでも十分描けるのですが、少しでも絵を描いていて楽しいと感じられたほうを選ぼうと思い、思い切って移行しました。使いこなせるかはさておき、久しぶりに絵を描いて楽しく描けたように思う。
現状はイラストよりもドット絵を打つのが楽しくて楽しくて、鍛錬のつもりで習慣として始めていたはずが、逆転して先行してドット絵を打つことが多くなりました。楽しい。イラストよりもドット絵のほうが表現したいものをうまく表現できている気がするので、しばらくはこっちで背景とか描けないものも鍛えていきたい。

マップチップを自作するのはこれで三作目になるのですが、一作目二作目はどちらも短編でマップ数も非常に少なかったので、なかなか苦労しています。今回は中編くらいの長さになる予定ですので、予想はしていたけれど、思っていた以上に描けないものが多くあるなと痛感しています。……あれ、これ前にも書いたような。
でも別の視点で考えると、描けないものが多いということは、これから描けたときの達成感も多く味わえるということだ……ふふふふ……。楽しみです。

■進捗報告11
先月までにシナリオは纏まりませんでした。おわああ……。ようやく大筋が出来上がったような具合です。まだもうちょっとだけ細かいところを書いたり、未知のマップの内容やギミックを考えたりします。
幸いながらも大筋が出来上がったことでアイデアの材料みたいなものも出てきやすくなったので、うまい具合に掴めればさくさくと進むと思われます。あともう一息。

なぜこんなにも手こずってるんだって自分でも思ってるんですけど、今までのやり方とは違う未知の挑戦をしているのもそうですが、何より個人的にシナリオの中身がグッサグッサ精神的に刺さって体を壊したり暗い気持ちになって進みが悪くなったりと、なんというかもうこれ呪詛か何かかって状態になっているのが一番の原因だと思う。
随分前は完成形になってから一般公開するか内々のみで公開するかを決めようと考えてたのですが、これは内々のみの公開でよい。実際に出来上がったものをプレイしてみて「そこまで重くないぞ？」と拍子抜けした場合があったとしても、それが一番幸いなことです……。重さがマシなものになることを祈りつつ、全力で自他共に刺しにいくつもりなので、苦手な人やプレイ中に「やべえ！」と感じたらすぐにプレイを中断して休憩してください……。だけど今回の大筋でちょっとシトシタ的な癒し系キャラができたかもしれないのでまだ……補給場所が……あると信じたい……。

ここまでくるとなぜ苦しみ悶えながら創ってるんですかって疑問に思われますが、マゾヒストの気質がある……っていうのも完全に否定しきれないのも口惜しいんですけど（自分を追い立てる癖がある）、自分の好みのツボとして、「圧倒的な絶望の中で、もうだめだと思った矢先にふとした瞬間に得られる希望」を見るのが好きでして、あのどんよりとした重い空気の中で、一気に視界が開けて息を呑む瞬間を自分の手でどうにか創ってみたいなという部分があります。
あとはまあ、自分の中の重くて暗い部分をここらでどっさりと下ろしたいな、という自己満足も大いにあります。なんだろう。みそぎみたいなものです。これを乗り越えれば、ようやく自分の中での純粋にゲームらしいものを提供できそうな気がすると考えてます。引き続き暗い作品を作ったとしても、ちょっと何か違う変化を持って作っていそうな気がする。

それらを抜きにしても、あまり公言はできないけれどそういった世界観も嫌いじゃないんですけどね……。SF映画の「宇宙戦争」とか、アニメだったら「進撃の巨人」とかの巨大な脅威に対する人間のちっぽけさをひしひしと感じるのも好きで、それでもなんとか希望を持って抵抗しようともがく生命の意地とかも好きです……。

意図せず四月一日という存在自体が嘘になっていた。気が付いたら四月二日です。どうも。

■進捗報告10
シナリオはまだのんびりやってます。なっかなか纏まらなかったので、いつもアナログで紙一枚に大筋を書いてから細部を詰め込んでいく作業過程を思い出して、試しに紙と向き合って書き出していったら綺麗に纏まってくれました。今まで大筋もそこまで形作られてなかったのに、細部から詰め込もうとしていたのがダメだったのだ……。
傍らでドット絵の修行をちまちましていたのですが、そこそこ良い具合に色合いの調整が取れてきたので、風呂敷が広がらないうちにとマップチップとキャラチップを一新しました。一新といっても色を変えただけですが、それだけでもちょっと印象が変わるので楽しいですね。モチベーションアップにも繋がってます。
今月こそ、シナリオを早々にとっちめたい。シナリオさえできてしまえば、あとはひたすら黙々とやるべきことをやるだけなんだ……。

■その他
雑記なのに、最近はどうも業務連絡だけで終わってしまっているので、雑記らしく、何か他にも近況報告をしたいものですね。
制作以外の話題作り。改めて考えると特に思い当たる節が何もないので、もう早速頓挫しそうである。何か話すこともあった気がするんですけど、書かないとすぐに忘れる……。

●アクリルキーホルダー
　手先の不器用さはヤベエくらいなので今まであまりグッズとやらには興味を抱いても手が出せなかったのですが、BOOTHでしたら元絵があれば指定のグッズを作ってくださるんですってね！　やったーーー！！　ということでどんなものかと初グッズに挑戦してみました。「31日の彼の主人公のアクリルキーホルダー」を作ってみました。実際に自分で購入してみて実物がどんなものかも見てみました。感慨深い。綺麗に作ってくださってるのでありがたい。ひえええ。
お試し販売の感覚で正式に告知とかはしていなかったのですが、何人かの方々が購入してくださったみたいでありがとうございます。しかも密かに作ってみた猫耳っ子のほうまで購入してくださっている人もいて感謝しかないです……。